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土のう工法を使用し設計や施工をするに当たって
『土のう』は古くから使われている方法であるため、『高規格土のう工法』そのものも簡単に施工できると誤解されがちです。
しかし実際には、正しい設計・施工・理論的な裏付け・経験等を必要とする『専門技術』であり、決して『見よう見まね』で採用できるものではありません。
『似て非なる』ものとなります。
どんな工法にも共通しますが、中途半端な知識で施工すれば、確実な性能を保証できませんし、危険が伴う場合もあります。
松岡は、本工法の普及については徹底的な学習が必要であることをすべての関係者に強調してきました。
本工法を採用し、設計や施工をするに当たっては、土質力学・地盤工学と共に『土のう』工法の技術をしっかりと学んで理解し、確実に身に付ける必要があります。
今後も勉強会等を通して、様々な方面で本工法をご活用いただけるよう援助していきたいと考えております。
高規格土のう工法「ソイルバッグ」の研究・開発者
名古屋工業大学名誉教授 工学博士 松岡 元
「現代版土のう「D・Box」の概要や種類」について詳しくはこちらをご覧ください。
「D・Box工法の設計・施工の基礎」についてはこちらをご覧ください。