土のう工法施工上の注意

土のう工法施工上の注意

『土のう』は古くから使われている方法であるため、『高規格土のう工法』そのものも簡単に施工できると誤解されがちです。しかし、実際には正しい設計・施工・理論的な裏付け・経験等を必要とする『専門技術』であり、決して『見よう見まね』で採用できるものではありません。『似て非なる』ものとなります。どんな工法にも共通しますが、中途半端な知識で施工すれば、確実な性能を保証できませんし、危険が伴う場合もあります。

松岡は、本工法の普及については徹底的な学習が必要であることをすべての関係者に強調してきました。本工法を採用し、設計や施工をするに当たっては、土質力学・地盤工学と共に『土のう』工法の技術をしっかりと学んで理解し、確実に身に付ける必要があります。今後も勉強会等を通して、様々な方面で本工法をご活用いただけるよう援助していきたいと考えております。

高規格土のう工法「ソイルバッグ」の研究・開発者
名古屋工業大学名誉教授 工学博士 松岡 元

「D・Box工法の設計・施工の基礎 ~地盤育成強化と液状化・振動・地震動低減~」(森北出版) 2020年10月出版!

D・Box工法の設計・施工の基礎

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最新の土の構成式から、自然にやさしい地盤の補強法=「土のう」の再評価まで。

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最新論文

現代版土のう工法としてのD・BOX工法と その局所圧密効果および振動低減効果
ジオシンセティックス論文集投稿 2010年12月4日

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